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春田歯科医院通信 その19
2008 / 01 / 15 ( Tue )
 明けましておめでとうございます。
春田歯科医院通信のバックナンバーその19です。そのまま転載していますので、季節は無視してください。

春田歯科医院通信 その19

残暑厳しい中皆様いかがお過ごしですか。涼しい所でのんびりしたいですね。今回は2つのテーマでお話ししたいと思います。1つは以前お話した歯の漂白(春田歯科医院通信その4)の続きともう1つは滅菌です。

 歯の漂白のおさらいですが、漂白とは歯を削らないで歯の表面に薬剤を作用させて、歯を白くすることです。ホワイトニングやブリーチングとよばれる事もあります。そして漂白は大きく2種類あります。歯科医院で直接漂白するオフィスホワイトニングと歯科医院で歯型を採りマウスピースに薬剤を入れ歯に装着して自宅で漂白するホームホワイトニングです。最近いろいろな漂白剤が発売されて、より簡単に短時間で漂白できるようになりました。過去には薬事法認可の漂白剤は1種類か2種類しかなかったのですが、ホーム、オフィスとも数種類の選択が可能になりました。ではオフィスホワイトニングとホームホワイトニングどちらを選べば良いでしょう。
 オフィスホワイトニングは歯科医院に来ていただいて処置しますので、時間の取れない人には向いていません。歯の白さはチョークの様な白さになります。また施術中長い間お口を開けていだだく必要があり、ホームホワイトニングに比べて費用が高くつきます。
 ホームホワイトニングは歯型を採りできたマウスピースを使い、夜自宅で自分でできます。歯の白さは透きとおった白さになります。お口の中の状態が変わらなければマウスピースは再利用して薬剤のみ追加購入する事により繰り返し漂白でき、オフィスホワイトニングに比べて経済的です。
 それゆえ春田歯科医院ではオフィスホワイトニングよりホームホワイトニングをおすすめしています。ただホームホワイトニングはオフィスホワイトニングに比べると下の前歯がしみやすいです。
 漂白は天然歯しか漂白できませんので、冠せている歯や樹脂(レジン)の部分は漂白できません。また、歯に歯石が付いていたり、色素がある場合はあらかじめ清掃してから漂白しなければなりません。残念なことに原則を守らずに漂白したり、なぜ前処置が必要か説明できない歯科医院が一部存在します。注意事項をよく説明してもらえる歯科医院を選んでください。最近1回30分で気軽に漂白できるという広告を目にします。オフィスホワイトニングでブライトスマイル、ズーム、ビヨンドなどで漂白します。気軽さと1回の費用の安さで審美歯科などで広がりつつあります。確かに1回の費用は数千円だと思いますが、その効果はどうでしょう。私ならやらないですね。1回のオフィスホワイトニングではそんなに白くならないので結局ホームホワイトニングをするくらいの費用がかかります。同じくらいの費用ならホームホワイトニングのほうがきれいに漂白できます。1回の費用で判断しないでください。
 当院春田貴子は日本歯科審美学会認定のホワイトニングコーディネーターの資格を有していますのでご質問等があればお気軽にお声を掛けてください。
 次に滅菌の話です。滅菌とは簡単に言うと微生物(細菌、ウイルス)をすべて死滅させることで消毒よりもよりきれいにすることです。たとえば手術器具とかを滅菌して使わないと感染しますよね。ディスポーザブルが基本ですがそれができないものは滅菌をして使う事になります。医療器具にはいろいろなタイプの滅菌器があります。ここでは詳しい説明をしませんが興味があればインターネットなどで調べてみてください。
一般的な歯科医院では滅菌器はオートクレーブと呼ばれているものを使います。お口の中に入った器具は細菌が付着しますので滅菌か消毒することになります。ミラーや探針は滅菌してても意外とタービンの滅菌をしている歯科医院は少ないです。しかしタービンが一番細菌にさらされ、血液が付着します。
 なぜタービンを滅菌しないのでしょうか。大きな理由は2つあります。1つはオートクレーブは滅菌が終わるまで30分くらいかかります。これでは歯科医院は1日に来院する患者数の1/3くらいの数のタービンが最低必要になります。タービンは非常に精密で高価なものです。そんなに多くのタービンを買えるものではありません。もう1つは滅菌してもその費用を歯科医院が負担しなければならないからです。滅菌器は水やアルコールを使いますが、水も水道水ではなく精製水を使います。コンタクトレンズを使われる方なら精製水を買われた事が有ると思いますが500mlでも結構高いですね。それが大量に必要なのです。滅菌の必要性を知りながら保険点数を付けない厚労省や政府は批判されるべきでしょう。それゆえタービンまで滅菌できないがその他の器具を滅菌している歯科医院はまだ良心的ではないでしょうか。
 ではタービンまでも滅菌している歯科医院はどうやっているのでしょう。それは先ほどの1つ目の問題を解決する滅菌器を使っています。ステリマスターという滅菌器で医療の安全性に厳しいヨーロッパ(ドイツ製)の声に答えたものです。この滅菌器は6分で滅菌ができます。それゆえ歯科医院は多くのタービンを必要としません。しかし2つ目の精製水のコストはかかりますし、特殊な構造ゆえ短い時間で部品の交換も必要でその部品代もかかります。すなわちタービンまでも滅菌している歯科医院は理想を現実にした医院です。そのステリマスターを春田歯科医院では導入して患者様ごとにタービンを滅菌しています。コストもかかりますが、それよりも滅菌するスタッフが大変です。注油して滅菌パックに入れて滅菌が終わると次の患者様のために収納します。限られた数のスタッフですので多くの仕事をしながらの作業だからです。幸いタービン滅菌の必要性、重要性をスタッフが理解して、それが皆さんに安心していただけるならという高い意識をもってがんばっています。春田歯科医院は予約優先でお待たせしないように心掛けていますが、患者様ごとにタービンを滅菌する都合上お待たせしてご迷惑をお掛けする事があります。それは滅菌に時間をいただいていますので、ご理解をお願いします。これからも医療の向上をめざし、情報を提供させていただきます。
春田歯科医院
〒545-0052 大阪市阿倍野区阿倍野筋4-18-4
TEL 06-6655-3640
http://www.haruta-dc.jp/
診療科目 歯科・審美歯科・矯正・インプラント
診療時間 午前10時~午後1時 午後3時~午後8時
受付は終了30分前迄  予約優先
休診日 木曜・土曜午後・日曜・祝日・学会日    ※祝日のある週の木曜日は診療いたします

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